元社員で今は外注先として頑張ってくれている新郎。工務店の社長はそんな新郎のことを可愛がっていて、彼の仕事への姿勢や遅刻をしたことなど、面白く、そして温かく伝えています。
【はじめの挨拶】
私ども吉田工務店では、木造の戸建住宅の建築を行っております。
弊社にとって、初めて採用した記念すべき社員・第一号の裕樹君には、彼が弊社から独立したあとも、良きパートナーとして数多くの業務を担ってもらっています。
裕樹君がまだ社員だった当時のことをお話しますと、実際のところ、本当によく遅刻をしておりました。お昼近くになってから「ようやく重役出勤」などということもありましたが、裕樹君は大変責任感の強い人で、遅刻をしても作業を遅らせることなく、常に私が求める以上の仕事をこなしてくれました。職人気質(かたぎ)の裕樹君をどこか憎めない奴だと思っていましたし、いざ仕事に取り掛かってからの姿勢には感心させられてばかりでした。
そんな裕樹君からの紹介で、これまで麻美さんとは何度かお会いしていますが、しっかり者の麻美さんとは本当に似合っていて、いい結果に繋がってくれればと陰ながら応援していました。
これまで裕樹君は、年頭の挨拶で我が家に来てくれたとき、毎年そのたびに、合言葉のように「今年こそは相手を見つけて結婚します!」と宣言していましたので、あの名ゼリフがもう聞けなくなるのかと思うと、ちょっと寂しいような気もしました。
さて、明るい裕樹君のことですから、これからのことは何も心配はしていません。麻美さんと協力して、家族みんながいつも笑顔でいられるような、温かな家庭を築いていってくれるに違いないと確信しています。
裕樹君。これからも弊社の良きパートナーとして、そして、同じ一人の職人として多くを語り合い、相談し合いながら、これまでと変わらない付き合いを続けていきましょう。家庭という安らぎを得た裕樹君の飛躍を、心から楽しみにしています。
【締めの言葉】
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