いつの時代も、企業運営に大切なのは人材だ。新郎はいわゆる仕事ができる人で熱心に頑張る人。熱い社長は新郎のことを買っていて、幸せになってもらいたい、輝かしい未来を歩いていってもらいたいと、強く思っています。
今、司会者の方に大変ご丁寧にご紹介をいただきました。私は、「木の葉どの葉」の代表者である、大村でございます。
伊藤くん、敦子さん、このたびはご結婚誠におめでとうございます。
そして、ご両家の皆様、こうしてお二人の晴れやかなお姿をご覧になり、喜びも一層のことと拝察いたします。謹んでお慶びを申し上げます。
多くの諸先輩方がいらっしゃるなかで、本来であれば、若輩の私が前に出るなど失礼千万な話ではございますが、ご指名によりまして、お祝福の辞をお二人に贈りたいと思います。
さて、新郎の伊藤くんが私どもの会社に入社されたのは、今から五年前のことでございます。弊社は、観葉植物のリース業務を行っておりまして、伊藤くんには名古屋を中心とした東海地区の責任者として業務に携わってもらっています。
彼は大変責任感が強く、月次、年次の目標を絶対に達成するという強い意欲を持っています。また、人望が厚い伊藤くんですから、彼のチームはいつも一つにまとまっており、これらの点で、私は彼に安心して東海地域をお任せすることができております。
世の中に目をやりますと、アベノミクスによる景気回復が謳われておりますが、果たしてこの流れは恒常的なものとなりうるのかどうか、消費増税の影響がでるのではないかなど、まだまだ日本経済は予断を許さない状況が続いております。
言うなれば、経済の大きな変動期を迎えているこの日本経済において、何が一番信頼できるか。ほかでもない、それは人材であります。
伊藤くんの職務への姿勢、強い思いは、まるで暗闇を突き抜けていく強い光のように、社会がどのような状態であっても彼のような存在があるという事実は、私どもにとって何よりの強みでございます。
入社当初、北陸地域を担当していた彼は、自分を見つめなおし、成績向上を目指したいという希望で、自ら東海地域への異動を申し出ました。以来三年、彼はめきめきと成績を伸ばし、東海地域のスタッフ達との仲間意識を育み、今では「木の葉どの葉に伊藤あり」と、お取引先様にこのような認知が広がるほど、彼の存在は大きくなりました。
どんな苦境に立たされても一致団結して前に進んでゆく頼もしい姿に、普段口にすることはありませんが、私は、深く感謝しております。
さて、今日がお二人の新たなスタート地点でございます。これから二人三脚で歩んでゆくなかで、その先に苦しく困難な道があったとしても、避けることなく、逃げることなく、ゆっくりでいいので一歩ずつ確実に前進していっていただきたいと思います。つまずいても、立ち止まって考えて、またゆっくり歩みを進めて行けばいいんです。
お二人の結婚生活についてもそうです。ケンカもきっとすると思いますが、ケンカをしたあとは仲直り。どちらかがちょっと申し訳なさそうに、声をかけてあげてください。そうしたらもういっぽうも申し訳なさそうに、「いいよ、いいよ、こっちも悪かったんだから」と平穏無事な日常がまたやってくるはずです。
どうかお二人で、幸せな毎日を過ごし、そして輝かしい未来を経験してください。
結びに、お二人の晴れの門出を、社を代表して力一杯の祝福を申し上げ、また、ご両家のご発展を心より祈念いたしまして、祝福の辞といたします。
ご結婚、誠におめでとうございます。
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