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結婚式のスピーチ依頼:正しい敬語の使い方とお願いの仕方

time 2025/09/03

結婚式のスピーチを上司(勤め先の社長)にお願いする予定です。伝え方は、「ご主賓としてスピーチを」と「主賓としてスピーチを」のどちらが正しいでしょうか?(「ご」を付けるかどうかの違いです)また、お願いの仕方として、気を付けることはありますか?

 

「ご主賓」は二重敬語で不自然

結論から言うと、「主賓としてスピーチを」が正しい表現です。

「主賓」という言葉は、招待した方の中で「最も重要な方」という位置づけを表す言葉で、すでに敬意をしっかりと含んでいる表現です。一方、「ご」は相手を敬う言い方になります。

そのため「ご主賓」という表現は二重の敬語のようになってしまい、間違いではないもののかなり不自然な響きになってしまいます。これは口頭でもメールでも同じことが言えます。

そもそも「主賓として」と言う必要はない

社長にスピーチをお願いする時点で、よほどの理由がない限り主賓であることは前提となるため(そうでないと失礼にあたる)、あえて「主賓としてスピーチを」と言わなくても分かるのではないでしょうか。

より分かりやすい伝え方

結婚披露宴における主賓とは何かが分からない方も多いことから、あえて「主賓」とは言わずに、

「新郎側の代表としてはじめにスピーチをお願いいたします」

というふうに表現することをお勧めします。

これにより、結婚披露宴が始まってはじめにスピーチをする(新婦側であれば新郎側に続いて二番目だが、新婦側代表という意味ではじめになる)という意図を明確に伝えることができます。

「ぜひ」という特別感を

より重要なのは言い方ですね。

本質的なのは「人対人」のコミュニケーションです。社長という立場の方であっても、一人の人間として「必要とされている」「頼りにされている」という気持ちを伝えることが何より大切です。

「ぜひお願いいたします」という心からの依頼の気持ちや、「社長にお願いできれば」という特別感を込めた言い方のほうが、心に響き、形式的な敬語よりも、真摯な気持ちで頼られることの方がずっと嬉しいはずです。

この記事を書いた人

結婚式スピーチ作成センターの技術責任者

代表・技術責任者の西山です。2006年以来、長きにわたり結婚式スピーチ原稿の代筆を行っています。数千に及ぶ作成の経験から、結婚式スピーチについての有用な情報を発信しています。たまに例文も。

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朝日新聞に掲載されました

 

わかやま新報の取材。

わかやま新報に掲載されました