出版社の編集長である上司が、部下(新婦 編集員)の結婚式で述べる祝辞です。上司の、部下を思う気持ちが明確に表われているのが特徴です。
ただいま司会の方より大変ご丁寧なご紹介をいただきました、十五出版 編集部の大山でございます。本日は、このようなおめでたい席にお招きいただき、誠に有難うございます。ご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。
私は、新婦川崎希さんと同じ職場で編集長をしております高橋正雄と申します。上司の私にとりましても、希さんのご結婚は大変喜ばしく思っている次第です。
希さんが編集部に異動してきたのは3年前のことです。編集の仕事は、大変激務でありまして、締め切りに追われる生活です。正直なところ、当初は希さんのような温和な方に、編集のような仕事が務まるかと、若干、不安に思っておりました。しかし、その私の懸念は杞憂でございました。
希さんは、私の第一印象とは異なり、実は、とてもアクティブで、さらにとても頑張りやです。編集についても希さんは、自ら率先して勉強され、少しでもいい記事にしていこうという意欲に溢れています。また、従事した仕事に対しては最後までしっかりとやり通す強い責任感の持ち主でもあります。ですので、まだ編集に来られて3年あまりですが、いまや編集局内の重要な仕事も任せられるようになりました。
幸い希さんはご結婚後も仕事を続けていただけるとのことで、編集長の私にとりましても大変心強い限りです。とは申しましても、今後は新郎の達矢さんとの家庭作りも大切です。まずは、しっかりと達矢さんとの生活を歩んでいただきたいと思います。温かい家庭を築いてください。とても堅実で、行動的な希さんのことですから、家庭と仕事をしっかり両立されることと思います。
人生は、順風満帆なことばかりではありません。しかし、そこは二人でしっかりと支えあい、助け合い、困難を乗り越えていってください。人生の先輩として私も影ながらお二人を応援しております。末永く、お幸せにお過ごしください。
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