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紙(メモ)を見ながらスピーチ 何か一言が必要か?

紙(メモ)を見ながらスピーチしてもいい?

結婚式当日、紙(メモ)を見ながらスピーチしていただいても、マナー的にまったく問題ありません。
主賓の立場でも、友人代表の立場でも、親族代表の立場でもです。

ただ、読むことと話すことの違いに注意してください。

紙を見ながらの場合は、原稿を一字一句目で追いますので、「話す」ではなく、どうしても「読む」行為に近づいてしまいます。
読んでしまいますと、淡々としてしまい、感情が伝わりづらくなりますので、極力、話そうという意識を持つことが大切です。

式当日まで、できるだけ内容を暗記していただいて、そしてその暗記の方法は、文章一字一句ではなく、話の柱を押さえるのが適切です。
語尾や接続詞などは、少し違う表現に変わったからといってスピーチが何か大きく異なるわけではありませんので、とくだんの問題はないです。文章ではなく、内容を覚えることに力を入れてください。

そうすることによって、「読む」ことから「話す」ことへ、自然に変わっていきます。

 

ちなみに、乾杯の挨拶では、紙(メモ)を見ながらというのは難しいかも、と思います。

右手にはグラスを持って、左手には紙(メモ)を。まあ反対でもいいわけですが、いずれにしても両方の手がふさがっている状態で、うまく発表できるかどうか。または、そもそもその姿がかっこいいかどうか。ちょっと微妙な気がします。

この辺は、ルール付けがあるわけではありませんので、乾杯の挨拶をされる方はよくよくお考えになっていただくのが適切です。

 

前置きで何か一言言ったほうがいいのか?

では次に、式当日、紙(メモ)を見ながらスピーチすることを前置きで一言言ったほうがいいのか?についてです。

これはどちらでも結構です。

実際のところ、ご臨席の皆様は発表者が紙(メモ)を見ながらスピーチするかどうかに興味がありませんので、あまりメリットもデメリットもないように思います。
「丁寧な方だな」くらいは思っていただけるかもしれません。

もし前置きするのであれば、簡単な一言、たとえば

「準備をしてきましたので、読ませていただきます」

などが適切です。

準備をしてきたことをスピーチの冒頭で長々と話してしまいますと、これは自分のことを述べているわけですから、長々話しても意味はなしませんので注意が必要です。

ビジネスの場面やお酒の席なんかで見かける、自分が話ができることが嬉しくて、誰も興味がないのに自分を中心にした話を延々とするあなたの上司と同じような状態になってしまいます。

 
 

作成した例文です。参考にどうぞ!

社長・上司:

→会社社長が、社員(新郎 営業部所属)の結婚披露宴で述べる内容

→上司である部長が、部下(新郎 編集部)の結婚披露宴で述べる内容

→歯科医院の院長が、受付の方(新婦)の結婚式 披露宴で述べる内容

→整形外科の看護師長が、看護師(新婦)の結婚式 披露宴で述べる内容

親族代表:

→伯父が経営する山荘でアルバイトをしていた姪への親族代表の例文

→年の近い叔父から甥への温かい親族代表の例文

→従姉(いとこ)から新郎へ親族代表の例文

→海外に住む叔母が成長に驚きながら贈る、姪へのスピーチ例文

 
 
 
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取材を受けました。

朝日新聞に掲載されました

 

わかやま新報の取材。

わかやま新報に掲載されました