結婚式でのスピーチでは、必ずはなむけ(餞)の言葉を入れます。
厳密に言うと別に入れなくてもいいのですが、入れないと確実に薄っぺらい内容のスピーチになりますので、注意が必要です。(普通の感覚では入れるべきです)
で、普段、スピーチ作成をしていて、お客様のご要望や私たちが脚色した内容を用いていますが、
長い結婚生活では、○○なときもあれば、○○なときもあります。
というふうに、「いいときもあれば、そうでないときもあるんだ」と、状況を対比(コントラスト)させる表現の仕方が最もしっくりきます。
今回は、このはなむけ(餞)の言葉について、その状況を対比(コントラスト)させたものを何点かピップアップしたいと思います。
上司や親族代表、友人代表と、種類が増えると散らかりますので、今回は上司に絞ります。
「長い結婚生活では」という言葉に続けて、
晴天の日もあれば、曇天の日もあります。
わりとスタンダードで用いやすいですね。
楽しいこともあれば、大変に感じることもあります。
これもスタンダードです。後半の「大変に感じること」これがポイントです。決して、結婚生活がうまくいかないという意味ではなく、結婚して自分たちの力で生きていくのは相応の大変さがあるんだという、新郎または新婦の一方に話す内容ではなく、両名に「大変なこともあると思うんだよ」と語り、「だからこそ、こういうふうにしていってほしいんだ」というはなむけ(餞)の言葉の肝の部分を伝えるわけです。
咲き誇る大輪の花のような日もあれば、雨模様のアジサイの日もあります。
前者が非常に生き生きしている印象であるのに対し、後者はちょっと寂しそうな印象を受けます。毎日ずっと仲良しというわけにはいかず、ケンカをすることもあるんだよいうメッセージです。
優しさに包まれる日もあれば、泣きたい気持ちになる日もあります。
優しい気持ちを持つことができる日もたくさんある。同時に、ボタンの掛け違いで気持ちが合わないこともある。というニュアンスです。長い時間を一緒に過ごすからこそ、
何をしても楽しく感じるときもあれば、何をしても気持ちが上がらないときもあります。
かなりリアルです。世のお父様方にはこのニュアンスが伝わりそうな気がします。後半の文言は、「楽しくない」とか「辛い」とか、直接的な言い方はしないほうがいいですね。少しオブラートに包むくらいがちょうど良いです。
パリのシャンゼリゼ通りの日もあれば、田畑のあぜ道の日もあります。
前者はなんだか綺麗な感じ。後者はなんだか「モチャ」っとした感じ。でも、あぜ道って、田舎のいいイメージがあって、僕なんかむしろシャンゼリゼ通りよりも良いイメージがあります。
生きてて良かったと思うときもあれば、生きた心地がしないときもあります。
これはユーモアです。新郎側のスピーチ限定になります。あくまでユーモアですから、生真面目に話してはいけません。「みんなを楽しませる内容なんだ」という意識を持ってください。
ほかにもさまざまありますね。
ちょこちょこ追加していく予定です。
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