中学校時代を一緒に過ごした癒し系の新婦に贈る祝辞です。
今まで支えられた分、今度は新婦を支えてあげたいという温かい気持ちが詰まった内容になっています。
桜ちゃんとの出会いは中学一年生のときで、同じクラスになり、一緒にテニス部に入部したことがきっかけでした。桜ちゃんは、この頃から癒やし系の空気感を出していたので、クラスも部活も一緒でとても嬉しかったです。
テニス部はとてもハードで、土曜日も日曜日も練習をしていました。辛いことも苦しいこともたくさんありました。だけどそんなとき、桜ちゃんが近くにいると、とっても安心したんです。それはきっと、桜ちゃんがいつも穏やかだったからだと思います。普通の中学生だったら、感情的になることだってあると思うのですが、桜ちゃんからは、いつも癒やし系のオーラが出ていて、本当に優しい子だなとひそかに尊敬していました。だからきっと、桜ちゃんは素敵な大人になるんだろうなと思っていました。
中学の卒業後、桜ちゃんと再会したのが成人式のときです。予想通り、桜ちゃんは優しくて魅力的な女性になっていました。私たちは連絡先を交換して、定期的に食事に行き、いろんな話をするようになりました。桜ちゃんと話をしていると、一瞬で中学時代のときの気持ちになれるんです。
結婚するって聞いて、とってもとっても嬉しかったけど、その分ほんのちょっとだけ、寂しい気持ちにもなりました。一緒にボールを追いかけていた桜ちゃんや、独身女子同士でいろんな話を共有できた桜ちゃんが遠くに行ってしまうような感じがしたからだと思います。
だけど、晴哉さんの隣で幸せそうに笑う桜ちゃんを見て、これで良かったんだと心から思っています。桜ちゃん、良かったね。本当におめでとう。
晴哉さんと助け合って、桜ちゃんらしい家庭を築いていってください。桜ちゃんは、器用で何でもそつなくこなせる力を持っているから、大丈夫。きっと幸せな結婚生活を送れると思います。
忙しくなってなかなか時間が取れなくなるかもしれないけれど、無理のない範囲でこれからも会ってお話ししようね。晴哉さん、そのときは桜ちゃんを快く送り出してもらえたら嬉しいです。
中学時代から、気づけば随分時間が経ってしまいました。だけど、桜ちゃんの良さは全然変わりません。桜ちゃんの笑顔や穏やかな人柄に、私は何度も励まされてきたんです。この先の人生、いろんなことが起こると思うけど、桜ちゃんだったらどんなことでも乗り越えていけると思っています。私も友人として、これからも桜ちゃんを支え、応援していくつもりでいます。
二人のこれからの人生が、優しさと温かさと、そして笑顔に満ちたものになるよう願っています。
【締めの言葉】