私には離婚歴があるのですが、このことをスピーチで触れてもいいのでしょうか?
というご質問。とくに主賓の方からが多いですね。
まず形式的なところから言いますと、
「こうしなければならない」というルール付けがあるわけではありませんが、結婚式・披露宴の場で、「離婚」という単語を出すことは、新郎新婦はもとより、ご親族様、ご臨席の皆様がいい思いをすることは決してありませんので、自身の離婚歴には触れないほうが賢明です。
そもそも主役は新郎新婦ですので、自分が離婚しているかどうかについて、興味のある人はいません。「私はバツがついておりますが、」なんて、だからなんなの?ということですね。
「離婚歴があることを式当日、話してもいいかどうか」と疑問に感じること自体、自分を主体的にして考えている証拠のようにも思います。
次に実質的なところですが、
なぜスピーチの内容に、自分の離婚歴を盛り込む必要があるのか?です。
「自分は離婚しているので、結婚生活のアドバイスなんか言えないかも」と思っていらっしゃるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
結婚生活といっても、新郎と新婦の仲の良さだけではなく、二人は広く社会生活を過ごして行くうえでのことについて、アドバイスをすればいいんです。(まあ、そもそもアドバイスじゃなくてもいいですが)
ですから、仮に離婚歴のある方でも、未婚の方でも、あるいは、死別されている方でも、新郎新婦に言葉をプレゼントすることはできます。
要は、自分自身の経験で言える言えないを決めるのではなく、自分が本当に新郎や新婦のことを大切に思っているのなら、「こういうふうにしていってほしいなあ」「こんな家庭をこれから作っていってほしいなあ」という思いが出てくるはずです。
その思いを率直にお伝えすれば、離婚のことを材料にしなくても、優れた内容になるはずです。
それから、余談ですが、まれに「離婚歴がある私がスピーチをしてもいいのでしょうか?」というお声を耳にしますが、もちろん、スピーチをする資格は十二分にあります。離婚歴のあるなしで、スピーチをする資格が決定するわけではなく、新郎新婦から「どうかご祝辞を」という依頼こそが、スピーチをする人にもっともふさわしいことを表わしています。
作成した例文です。参考にどうぞ!
社長・上司:
→会社社長が、社員(新郎 営業部所属)の結婚披露宴で述べる内容
→上司である部長が、部下(新郎 編集部)の結婚披露宴で述べる内容
→歯科医院の院長が、受付の方(新婦)の結婚式 披露宴で述べる内容
→整形外科の看護師長が、看護師(新婦)の結婚式 披露宴で述べる内容
親族代表:
→伯父が経営する山荘でアルバイトをしていた姪への親族代表の例文
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