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スピーチの練習は、本気で「読む!」そして「話す!」

今、これを書いているのは、結婚式シーズンの9月半ば。
きっとあなたも、来るべき結婚式に向けてスピーチの練習をしなければと、少し焦っているのではないかと思います。

強くお勧めしたいのは、

練習のときは本番と同じようにしっかりと声に出してください。

ということなんです。

目で読む黙読と声を出して読む音読では、原稿そのものの感じ方が異なります。そして、同じ音読でも、サラサラッとそれっぽく読むのと、本番同様、本気で読むのとでも、原稿の感じ方が異なります。

音読をすることで見落としていた表現の誤りや誤字脱字に気づくことができ、そして、本番さながらの本気で読むことによって、思いのほか話しにくい箇所が分かったり、「ここはもうちょっとドラマチックな内容のほうがいいなあ」という、修正すべき箇所が見えてきます。

つまり、本番を想定して練習をすることで、違った表情のものが出来上がるわけです。

そして今度は人に聞いてもらってください。

人に聞いてもらうことで、新たな意見が生まれ、それをもとに修正を加えることでさらによいスピーチにすることができます。

また、よいスピーチにするために、「読む」のではなく「話す」ことを意識することが大切です。

読むことと話すことの違いは、あなたもよくご存知だと思います。
原稿を読む行為は、淡々としてしまって言葉の抑揚がないんです。感情がなくなって淡々としてしまいます。

記者会見で政治家の方が準備された原稿を読んでいる姿を一度は見たことがあると思います。
その姿を見てあなたはどう思いますか?感情、入ってますか?ぜんっぜんですよね。感情どころか、やる気がないようにすら感じます。

本番はかなり緊張しますので、注意していてもカチコチになって読んでしまうような話し方になってしまうかもしれません。だからこそ練習のときから、「話す」練習をしておいたほうがいいんです。

 

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わかやま新報の取材。

わかやま新報に掲載されました