よく文章作成をご依頼いただくものに、
結婚式での上司の主賓の立場のスピーチ
があります。
今回は、これまでの作成の経験から、
上司の立場で押さえるべきポイントを1つ、お伝えしたいと思います。
それは、
会社の紹介は、あくまで部下の職務の紹介をするための
前提としてとどめておくべきである
というものです。
式当日、ご臨席の皆様は休日にもかかわらず式場に参集しています。
その目的は、新郎と新婦をお祝いするためであり、
新郎・新婦の上司の独演会を聞くために出席しているのではありません。
資本金、年商、創業何年
などなど、つい話してしまいがちですが、
会社や部署の細かな説明は興味には興味がないんですね、残念ながら(笑)
ただ、まったく会社紹介がないとなると、新郎(または新婦)の職務紹介が
なかなか伝わりづらくなりますので、最低限は話す必要があります。
この場合、最低限とは、
会社の名前、部署の名前、業務の内容
程度の認識でいいでしょう。
業務の内容については、その業種にもよります。
たとえば、誰でも知っている有名な会社であれば、
細かに業務の説明をしなくても、ほとんど会社の名前だけでわかります。
居酒屋さんや本屋さんなど、生活に身近なものであれば、
まさに「居酒屋さん」「本屋さん」という一言でわかります。
いっぽうで、経営コンサルタントや、IT関連のシステム構築云々など、
あまり一般的でないものについては、若干の説明が必要になります。
また、発表をする前に、司会者の方からある程度の紹介がありますので、
その点も踏まえてあまり長々と説明をしないほうがいいですね。
いずれにしても、最低限にとどめるというのが大切です
私たちが作成した例文を見てください。
結婚式 スピーチ 上司(主賓)の例文
新郎は営業部に所属しています。
営業部と言いますと、誰でもイメージをすることができますね。
いわゆる営業活動を行う部署です。
1、誰でもわかること
2、司会者の方からある程度の会社紹介があること
から、会社の名前と上司(自分)の名前、
そして新郎が営業部に所属していることのみを伝えています。
参考にしてみてください。
→社長・上司の主賓のスピーチ