ひと回り歳が違う従弟が幼かった頃の笑える思い出とともに、結婚という晴れの日に従弟の成長を感じる発表者。感慨深い気持ちでありつつも、親族代表としてご臨席の皆様に御礼の気持ちをしっかり伝える例文になっています。
ご紹介に預かりました、新郎・剛の従姉にあたります、早川玲子でございます。
皆様にはお忙しいなか、こうして、剛、唯さん、二人のためにお集まりいただき、また沢山の温かいお言葉まで頂戴いたしまして、親族一同、感謝の気持ちでいっぱいでございます。誠にありがとうございます。
従弟である剛とはちょうどひと回り違うため、剛が生まれた二十八年前の冬、小学校からそのまま剛が生まれた病院へと急いで走った記憶があります。
生まれたことを知ったその日の朝、どうしても学校を休んですぐに病院に駆けつけたいと母親に頼んだと、今でも笑い話になっているのですが、まるで弟が出来たかのようで嬉しかったのです。
そんな剛は、成長をするにつれて私たち親族に沢山の笑いをもたらしてくれるユーモア溢れる男の子になり、みんなでよく彼の発言や行動にお腹をかかえたものです。
小学校四年生ぐらいのときでしたか、「将来の夢は?」と聞いた私たちに「ピザ屋さん!」と元気良く教えてくれたのは。
「じゃあ、みんなでピザいっぱい買いに行くから安くしてね!」と言った私たちに「そんなに安くしたら店長さんに怒られるから」と答え、ピザ屋のバイトか!とみんなでずっこけたことも忘れられないいい思い出です。
そんな剛はいつの間にかピザよりも車が好きになり、職場の皆様に支えられながら、一生懸命仕事に励んでいる様子を微笑ましく思いながら応援してまいりました。
そして、この度の結婚の報告があり、先日唯さんとも初めてお会いしたのですが、本当によく心配りの出来る、笑顔の絶えない女性で、また一人私たちに家族が増えたことを本当に嬉しく思っています。
生まれた日から弟のように可愛がってきた私にとっては、今日の剛を見て、あんなに幼かった剛がこんなに成長したのかと感慨深いものがありますが、皆様にとってはまだまだ成長過程に過ぎず、二人がこうしてこの日を迎えられたのは、多くの人の支えがあったからこそだと思います。どうかこれからも二人を見守り、良き道へと導いてくださいますよう、お願い申し上げます。
最後になりますが、皆様の温かいお心に改めて感謝を申し上げまして、私の言葉とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございます。
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