朝の情報番組で「ミルフィーユ」の見出しが目に飛び込んできました。
もちろん最初に浮かんだのは、パイ生地にカスタードを
何層かに重ねた、あのケーキです。
でもそれだったら普通だなあと思いながら、
もしや、「千枚の葉」の意味を持つところから、
千葉県の話題かなあ、なんて見ていると、
いろいろな素材を重ねる食べ方で、
そうすることでさらにおいしく感じたり、
子どもが苦手な野菜が入っていても、それに気付かず、
見た目のかわいさにパクリと食べてくれるというものでした。
街頭インタビューでは、そういう効果を意識して
ミルフィーユ仕立てにしている方々もいて、なるほどなあ、
なんて感心しながら見ていました。
すると、我が子が「そう言えば、この間○○クンがチーズ嫌いなはずなのに、
チーズ入りのサンドイッチをあげたら食べてたよ。
あとから言ったら、え~!!って驚いてた」と。
あり合わせで作って持たせたお手軽サンドイッチでしたが、
知らぬ間に苦手克服のお手伝いをしていたと知り、
その日は朝からちょっとハッピーな気分になりました。
そう、「ミルフィーユ」なんて言葉を使うから
ちょっと改まっちゃったけれど、要するに「サンドする」ってことですね。
でも敢えてこの言葉を使うから、気持ちもリフレッシュな感じで
いいのかもしれませんね。
食べ物に限らず、一日を、やらなきゃならないこと、
努力しようと思うこと、の間に、
ちっちゃな楽しみをたくさん挟み込めば、
相乗効果で、いつの間にか苦手なこともできていた、
なんてこともあるのでは。
そうなれば、充実した一日になるかもしれませんね。