本日、部下の結婚式の祝辞を予定しているお客様からご連絡。
このお客様は医療機関の方で、ご時世的に出席は控えたほうがいいだろうという判断が医療法人のほうでなされたそうです。
そこで、式当日は司会者に祝辞を代読していただくことになりました。
がしかし、直前になって部下の方から「祝電でお願いできますか?」という変更のご要望があったそうです。
理由は言わなかったそうなのですが、お客様としては式の直前ということもあって少し焦っていらっしゃいましたが、当社ですぐに作成し、間に合いました。
祝辞と祝電、違いはわずか
この祝辞と祝電の違い、少し違いますが、大枠としては同じようなものです。
祝辞というのは、いわゆるお祝いの言葉、スピーチです。
今回のケースでは、お客様は出席ができませんので、代わりに司会者が読むことになっていました。
かたや祝電というのは、電報です。式当日、お祝いの言葉を電報で寄せる、というものになります。その見た目が華やかと言いますか、デコレーションされているのが特徴です。
こんなようなものが祝電です。
結婚祝いに祝福のメッセージを電報で|祝電|D-MAIL|NTT東日本
https://www.ntt-east.co.jp/dmail/scene/wedding/
※けっこう高いですね。
文字数の違いが大違い
どちらもお祝いの言葉を贈るのが目的ですので、その意味ではこれといった違いはありませんが、
唯一、大きな違いが文字数です。
祝辞であれば1000文字はゆうに超えますが、祝電の場合は多くても100文字です。
この違いは極めて大きいです。
お祝いの気持ちを新郎新婦に伝えるのに、文字数の多少で決まるわけではありませんが、当社のスピーチ原稿作成の観点で言えば、祝電の100文字はさすがに短すぎて気持ちをしっかり伝えることができません。
たとえば、
これですでに59文字です。あと一言入れるだけで、あっさり100文字を超えます。
祝うのなら祝辞、形式だけなら祝電
つまり、祝辞は、しっかりとお祝いの気持ちを述べることができるのに対し、祝電は、式当日それを寄せる(祝電を出す)ことに意味がある、という位置づけのものです。
もし、何らかの理由で結婚披露宴に出席できない場合は、このあたりのことを勘案して、お選びいただくのが良いのではないかと思います。
もちろん、「しっかりお祝いする」という面では、圧倒的に祝辞のほうが有意です。
主賓(社長・上司)のスピーチ例文
祝辞も祝電も、どちらの原稿も作成可能です。