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マナー的に、ニックネーム?君?さん?それとも呼び捨て

time 2013/06/07

マナー的に、ニックネーム?君?さん?それとも呼び捨て

 

依頼者様とのお電話でのヒアリングで、

興味深いお話がありましたので、今日はそのことをお伝えします。

 

今回、社長の立場で社員の方の結婚式でスピーチされるとのこと。

2回目とのことで、前回に比べて、

気持ちもだいぶリラックスされていらっしゃるとのことでした。

 

お電話のなかで、

「新郎新婦の呼び方は、下の名前で呼んだほうがいいって聞いたんだよね」

というお話をいただきました。

上の名前 ニックネーム × ホント?

 

下の名前、つまり、山田太郎くんなら、「太郎くん」。

鈴木花子さんなら、「花子さん」という呼び方をするということ。

敬称は人によって異なりますが。

 

 

「マナー的に上の名前じゃダメなのかな」

 

実は、結構こうお思いの方が多いのですが、答えはノーです。
全然、問題はありません。どうぞご安心ください。

 

姓で呼んでも名で呼んでもニックネームで呼んでもOKです。

 

大事なのは、「どの呼び方をしなければならないか」ではなく、

「どの呼び方が自分にとって呼びやすいか、

社員(新郎または新婦)は親しみを感じるか」です。

 

この視点で決めるべきです。

 

 

たとえば、普段、社員(新郎)のことを「山田くん」と呼んでいる場合、

披露宴で「太郎くんは、大変頑張り屋で」なんて話すと、

言いにくくないですか。そして、妙によそよそしく感じませんか?

 

そんな場合、いつもどおり「山田くん」でいいわけです。

 

いっぽう、呼び捨てやニックネームの場合はちょっと考える必要があります。

 

たとえば、普段、「山田」や「太郎」と呼んでいる場合は、

もし普段どおり呼ぶのであれば、はじめの断りの一言を入れて然るべきですし、

呼びやすさや親しみではなく無難なところを選ぶのであれば、

呼び捨てはせずに「太郎くん」のほうがいいかなと思います。

 

 

また、普段、「太郎ちゃん」なんてニックネームで呼んでいる場合も同様に、

断りの一言を入れるか、無難なほうを選んだほうがいいです。

 

ちなみに、すっごい人前で話すと

社員本人が恥ずかしがるようなニックネームの場合でも同じです。
たとえば、筋骨隆々だから「マッチョくん」、顔が濃いから「インド人」なんて、

こんなニックネームがあるかどうかはさておき(笑)、

これらの場合でも同様の判断をするべきです。
これらを見てみますと、結局、社長と結婚する社員との(気持ちの)距離の近さや、

当日の披露宴の雰囲気によっても判断が分かれてくるでしょうし、

あとは発表者である社長自身のご性格にもよります。
いずれにしても、「こうでなければならない」という

実は存在しないルールにとらわれることなく、

そのときどきで判断していただくのがベストです(呼び方って大事ですしね)

 

 

 

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わかやま新報の取材。

わかやま新報に掲載されました