なにかに熱くなりすぎて、
ついやりすぎてしまうことってありますよね。
私もよくあります。
周りが見えなくなってしまうんです。
真剣に考えているからこそ、
熱くなれるんです。
すべてを適当に片付けるよりも
良いんじゃないかと私は思います。
でも、アクセルを踏みすぎたときに、
ブレーキをかけてくれる人がいると、とても助かりますね。
さて、今回の祝辞は、
アクセルさんとブレーキさんの結婚式です。
アクセルさん、ブレーキさん、並びにご両家の皆様、
本日は誠におめでとうございます。
お二人の門出が、このようなドライブ日和の晴れやかなお天気になりましたことを
とても嬉しく思います。
お二人が初めて私の家に来られた時も、このような青空が広がる1日でしたね。
当時、アクセルさんはまだ新人で、緊張されていたのか、どこかぎこちない動きをしていたという印象がありますが、今では、私を的確に先導してくれる、なくてはならない存在になられました。
アクセルさんのお仕事は非常に緩急に富んでいまして、細い道を通って仕事に向かう時は小気味よい動きで、高速道路のようなスピードの出る道では快適な走りで私をリードしてくれます。
そんなアクセルさんと二人三脚でお仕事をされてきたのが、新婦のブレーキさんです。ブレーキさんの役目は、アクセルさんのお仕事のスピードを調整することなのですが、その調整具合が絶妙で、アクセルさんが熱くなって先走ってしまうような時は緩やかに調整し、順調に進んでいる時には寄り添うようにサポートしてこられました。
その仕事ぶりはまるで本当の夫婦のように息がピッタリで、まさにお似合いのカップルのように感じました。ブレーキさんは、アクセルさんのテキパキと働く頼もしい姿に、アクセルさんは、ブレーキさんの細やかな気遣いに惹かれたのでしょう。お二人ならご結婚されてもお互いを絶妙にサポートしあって、快適な結婚生活を送られることと思います。
ただ、長い結婚生活、青信号ですいすい進めるときもあれば、赤信号で一旦停止しなければならないこともあると思います。私としましては、アクセルさんが時々勢いを出し過ぎてしまうことがあるのを、少し心配しています。何事もやり過ぎはよくありませんので、きちんと法定速度を守ってセイフティドライブを心がけて下さい。
これからもお二人の素晴らしいコンビネーションを期待しています。
どうかいつまでもお幸せに。