「最近あったエピソードについて教えてください」
そう質問されたときに、あなたはどう答えますか?
「友だちと遊園地に行って、シースルーの観覧車に乗りました。
とても怖かったです。」
うううん・・・これだけでは“出来事”と“感想”を述べているだけですね。
ふうん。と言われて終わってしまいます。
では、こちらはどうでしょう。
「友人と遊園地に行って、シースルーの観覧車に乗りました。
乗る前はわくわくしていたんだけれど、
いざ地面から離れると途端に怖くなって観覧車なのに大絶叫。
それを面白がって立ったり座ったりゴンドラを揺らす友人に
『揺らさないで!』と本気で怒りながらも、
その手だけは一瞬も離すことができませんでした。」
これだと、なんだか情景が目に浮かんできますよね。
このエピソードの奥底にある気持ちも、なんとなく伝わってきませんか?^^*
祝辞において、その人たち(発表者・新郎/新婦)ならではのエピソードを話すことはすごく大切です。
とは言っても、前者のような【出来事&感想】だけでは全然物足りません。
それだけだと祝辞に盛り込むエピソードとしての役割を果たさないのです。
こういう出来事があった→だからこう思った→○○→△△→□□→・・・
という風に、【(その出来事があったから)どうだったのか】というところに視点をあててみてください。
そうするときっと、小さな出来事が素敵なエピソードに変わるはずです。
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例文を見てみる
【例文】10年前の友人(新婦)の決意を取り上げた結婚式スピーチ
【例文】スピーチ 友人代表の例文 野球部でバッテリーを組んだ新郎へ
ちなみに、今回はゴールデンウィーク明けということもありまして、
私の直近のリアルエピソードを元にしたブログ記事にさせていただきました。
全面シースルーのゴンドラ・・・観覧車らしからぬ絶叫アトラクションでした(^.^)笑