元は友達同士の社長と新郎。でも公私はきっちり分けて、自分たちの夢に向かって進んでいます。仕事中心の話になりがちな内容を、家庭のほうにも話を向けることで温かい祝辞にしています。
【はじめの挨拶】
吉井くんとは高校時代からの長い付き合いで、当時から、「将来は一緒に何かやりたいなあ」と夢を語った仲でした。高校卒業後も、格闘技を一緒にやっていたことや、二人で同じ会社の営業職に応募したこともありました。
十年前に私が起業し、それが現在のサニーパワーでございますが、その二年後、少し落ち着いたところで吉井くんにも声をかけ、共に夢を追いかけるようになりました。
今では友人という枠を超え、同じ未来を描く戦友として、互いに研磨し合い、成長していける関係でいられることには、本当に感謝しています。三年ほど前、埼玉支店を立ち上げ、関東の拠点を築くという当社の大きな勝負のときも、吉井くんが自ら手を挙げ、後輩達を牽引し、これまで土台を固めて来てくれました。なれ合い感情を取り払い、互いに信頼し、認め合えてこその、この十年間であったと感じています。
吉井くんの結婚のことは正直なところ驚きを隠せませんでした。吉井くんは独身貴族を貫くと言い切っていましたので、そんな彼の心を動かした女性とは、どんな方だろうと思っていましたが、昌子さんにお会いし、なるほど素敵な方だと、すっかり納得したものです。
おめでとう、嬉しい、こんな率直な気持ち以外、気の利いた言葉も見つかりませんが、今はただ、涙を堪える方法を考えるので精いっぱいです。
仕事柄、家を空けることが多いので、その点、私からも昌子さんにはお詫びを申し上げなければなりませんが、吉井くんには、ご家庭で過ごす時間、奥様や家族と一緒に語らう時間を大切にしていただいて、信頼関係で結ばれた温かいご家庭を築いていってくれることを願っております。
これからは、今まで準備してきた海外進出を現実のものとし、まさにもうひとつ、私達がステップアップする大切なときです。そんなとき、家族の力、理解があってこそ、私達は十分な仕事ができるのだと思います。
弊社一同、今後も吉井くんと一緒に夢を追い、仕事ができることを楽しみにし、何より、昌子さんと築いてゆかれる家庭が、温かく明るい、笑顔の絶えないものとなることを、心から願っております。
【締めの言葉】
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