小学校の同級生が結婚。同じ時間を共有してきた友人だからこそわかる新婦の気持ち。そして振り返ってみて、改めてわかる新婦への想いを込めた友人代表のスピーチとなっています。
ただいまご紹介にあずかりました、長野です。
ご列席の皆様、並びにご両家、ご親族の皆様、本日は誠におめでとうございます。
そして、夏希、弘樹くん、今日は本当におめでとう!
夏希が結婚するにあたって私は最近、ずっと夏希とのことを思い出していました。思い出せば思い出すほど、いっぱいあって、今日は何を言おうかな、どれを言おうかなって多すぎて困るぐらいです。
突発的な考えや、好奇心旺盛なところが似ていて、いきなり電車で一時間かかる学校までを前の夜中から出発し、自転車で登校してみたり。気分屋なところが似ていて、蕎麦を食べに京都に行こうと計画していたのにも関わらず、たこ焼きが食べたくなったから大阪に急遽変更してみたり。
あと、大食いや食い意地がすごいところが似ていて、食べ放題では絶対に多く注文して、でも結局食べれなくて二人で「次からはもっと考えて注文しよう。」と反省したり。でも馬鹿なところも一緒だから、そんな反省も忘れて、またいっぱい注文して同じことの繰り返しがずっと続いていたり。
いつも思うことは夏希といると楽で、気を使わず、何をしても楽しいってこと。
そして、振り返って改めて気づいたことは、いつも夏希の存在に助けてもらっていたっていうこと。
学校のこと、家族のこと、彼氏とのこと。
いっぱい悩んだり、しんどかったり、辛かったりしたけど、そんなときいつも夏希の無邪気さや明るさに支えられていました。実をいうと私の方が夏希よりしっかりしていて、慰め役だなって思っていたけれど、私の方が夏希にいっぱい助けられていたんだね。
今日、一番伝えたかったこと。
「夏希、ありがとう。」
夏希は私の安定剤のようなものでした。
弘樹くん。夏希は知っての通り、頑固で素直じゃなくて、わがままな部分もいっぱいあります。でも、実は人一倍寂しがり屋で、言葉ではあんまり言わないけれど、誰よりも弘樹くんのことを一番に考えてます。だから、夏希のことをずっと信じてあげて、どうか幸せにしてあげてください。そして、幸せにしてもらってね。
夏希。私は夏希と友達になれて本当によかった!夏希も同じこと思ってくれてるよね。次は私の結婚式での友人代表頼みます!弘樹くんにあまりわがまま言わずに、持ち前の明るさで幸せにしてあげてください。
今日は本当におめでとう!
二人仲良く、末永くお幸せに。
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