新郎は、25歳にしてすでに社歴が7年目に入っている。若手社員ではあるが、社内では油の乗った中堅どころだ。まだあどけなさが残る18歳の頃から仕事をしてきた。
いっぽう、社長さんは40代の女性。新郎のことをとてもかわいがってきた。仕事の面で大いに買ってきた。社長が言うには「あまりいい人材が入ってこない」業界らしい。その中で新郎は光っていたのだそうです。
まるで肝っ玉母さんがかわいい息子にお祝いの言葉を述べている、そんな例文です。
ご紹介いただきました、株式会社ヨシカワ警備保障、代表取締役吉川と申します。大川くん、千夏ちゃん、ご結婚おめでとうございます。本日、お二人のことを祝福したく、ここに立たせていただいております。お二人の幸せそうな笑顔をここから見つめられて、私も幸せをいただいています。ご親族、ご両家の皆様におかれましても、本日のご良縁お慶び申し上げます。
イベント警備を行う我が社の顔である大川くん。出会った頃は若干18歳。無邪気で明るい笑顔で素直で、危なっかしくて。そして、がむしゃらでまっすぐで。いい意味で放っておけない可愛い息子のような存在で。きっと大きく成長してくれると大きい期待を感じたことを覚えています。
こうして弊社に入社した大川くんの仕事ぶりは、期待を裏切らない、実に前向きでエネルギッシュなものです。仕事を吸収しようとするやる気、初めてのことにも進んでチャレンジする行動力と、申し分ありません。その結果、指導教育責任者の資格を取りまして、弊社で一番の若手でありながら営業所所長の任を託すことになるのも自然な流れだったように思います。
また、大川くんを悪く言う人を私は見たことがありません。なんといっても、イベント警備の際、「大川くんは外さないで」とユーザー様から直々のご指名がかかるほどで、彼の人徳がうかがい知れるというものです。
正直、仕事一筋の根っからの仕事人間だと思っていたので、こんなに素敵な女性と結婚するとは思いもよらず、私を含め仲間は驚き、そしてそれ以上に嬉しく、皆で「おめでとう」と何度も何度も言ったほどでした。
結婚・・・それは、視野が広がり、仕事以外のことにも目が向き、人生において大切な人と過ごしたい、守りたい。そういう自覚が芽生えたこと。それをただただ嬉しく思います。初めて出会った6年前、まだ幼さの残っていた18歳の男の子が、すっかり立派な大人の男性になったことには深い感慨を覚えます。もっとも、私にとっては、まだまだかわいい男の子なのですが。
家庭を持って、これからさらに大人になっていくんですね。そして、彼は弊社のメンバーにあって結婚の第一号者です。そんな彼の記念すべき日にこうしてお招きいただけるとは、これほどの光栄はありません。
大川くん、どうか千夏ちゃんと互いに尊重し合いながら、愛のある家庭を築いていってください。大川君のその明るさ、ひたむきさを千夏ちゃんにも存分に注いで、ユーザー様だけでなく、これからは千夏ちゃんにとっても唯一無二の存在でいてくださいね。
仕事においても弊社の筆頭格として期待せずにはいられません。一生懸命な大川くんですから、早朝業務、夜勤など、快く力を貸してくれることとは思いますが、家庭第一、安全第一です。一家の大黒柱として、千夏ちゃんと築いていく家庭を守りながら、どうかまた現場でも、いつもの明るい笑顔を見せてほしいと思います。何かあったら、いつでも相談してくださいね。
いつも、いつまでも、出会いから変わらず、本当の家族のように想い、どんなときもお二人の幸せを祈っています。これからも、微力ではありますが、応援させてください。
最後に、こんな素敵なお式に招待してくれ、本当に幸せです。改めて、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。
※この例文は著作権法で保護されています。
この例文を作成する素材となったインタビューを下記でご覧いただけます。
無料見積もりは、下記のいずれかの方法でご連絡ください。