仕事だなんだで、気がつけばもう来週の日曜日が結婚式。
スピーチを頼まれているものの、なんとなく後回しにしていて、いよいよ追い込まれてしまった。
なんてことは良くある話で、実際、この記事をご覧のあなたも、もしかしたらそんな状況に追い込まれていらっしゃるのではないでしょうか。
さて、そんな、ちょっと追い込まれた感のある方のために、インターネットで「感動するスピーチの例文を探す」という行為について、お伝えしたいと思います。
結婚式やばい感動した♡ いいなー(//∇//) pic.twitter.com/Uvi824yppL
— ひかり (@0704Ng) 2014, 7月 5
あなたが感動するスピーチの例文はあります。
でもそれは、あなたにとっては使えないものです。
「感動するスピーチの例文」はあっても、それは例文に過ぎず、あなたと新郎や新婦との関係性の中では、感動する内容ではありません。
感動するものは自分の心の中(頭の中)にしかないんですよね。外部に求めるものではないんです。
感動するスピーチの例文をインターネットで探している時点で、あなたと新郎または新婦とのあいだにある感動するようなことを見つけることができていないのだと思います。
なくはないんです、なくはないんですが見つけられていないだけですので、例文を探すのではなくて、新郎または新婦との付き合いをよーく思い返してみると、きっと何かあるはずです。
で、そもそもなんですが、なくても大丈夫です。別にスピーチの中に、感動するような内容を入れなきゃならないルールもありませんしね。
いっぽう、どういう表現にすると感動につながるか、という「言葉を調べる」という意味であれば、例文を見るのは非常に有効です。
たとえば、
本当に嬉しかったです。
嬉しかったんです、本当に。
本当に という言葉を先に持ってくるか後に持ってくるかの違いで、伝わり方が変わったりするものですが、いずれにしても、こういう表現の仕方で感動の方向へとスピーチを持っていく助力になりますので(まあでも、内容ですよ、やっぱり)、そういう意味では例文は参考になります。
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例文を見てみる
主賓(社長・上司):
→観光バス会社 社長が、社員(新郎・新婦両方)の結婚披露宴で述べる内容
→自動車部品メーカーの上司(部長)が、部下(新郎)の結婚式で述べる内容
→歯科医院の院長が、受付の方(新婦)の結婚式 披露宴で述べる内容
友人代表:
親族代表:
→伯父が経営する山荘でアルバイトをしていた姪への親族代表の例文
新郎・新婦・父親の謝辞: