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同僚(友達)と上司部下の関係になったときのスピーチを考える

time 2016/06/02

同僚(友達)と上司部下の関係になったときのスピーチを考える

会社や病院、各種組織で、これまですごく仲良くしてきた同僚(友達)がいるとします。人事であなたが上司になり、その同僚が部下になります。

そしてその同僚が結婚することになり、あなたは主賓のスピーチを依頼されました。

 

こういった方は結構、多くいらっしゃいます。

・主賓と言ってもすごく仲良くしているので、あまり上司部下のような間柄じゃない・・・

・だからといって、友達のような話を結婚披露宴でしてもいいものだろうか・・・

きっとこのようにお考えでいらっしゃると思います。

 

大丈夫です。

 

考え方としては、同僚同士の関係か上司と部下の関係か、主賓か主賓ではないか、立場の違いはあれど、大切なのは立場の違いを考慮することではなく、結婚する同僚をお祝いすることになります。

 

ですから、お祝いをするのであれば、自分が「こんなふうに話してあげたいな」と思うことをスピーチで話してあげるのが正解です。

 

だって、いくら上司だからっていって、妙に仰々しい餞(はなむけ)の言葉を、重厚感たっぷりに話すのも、すごくヘンじゃないですか。

 

よくよく考えて見ますと、

 

「これまですごく仲良くしてきた同僚(友達)が、人事で私の部下になっている」

というのは、

仲が良い同僚とこれまでずっと公私共に付き合ってきて、その過程で、今、たまたま私が上司で、彼女が部下になっている

だけです。

 

一般的理解として、上司部下の関係性よりも同僚(友達)同士の関係性のほうが気持ちの距離感が近いわけですから、同僚同士か、上司部下か、あるいは主賓か主賓でないかは考慮する必要がなく、ホントに感じているまま、普段思っているまんまのお気持ちを結婚する同僚(友達)に向けてスピーチすればいいんです。

 

 

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わかやま新報の取材。

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