結婚式のスピーチで、新郎または新婦の親、祖父や祖母が他界していることについて、触れても良いです。
その触れ方を少し考慮する必要がありますが、前提として、そもそも触れる必要があるかどうかをまずはお考えいただきたいのです。つまり、無理やり触れる必要はないだろう、と。
たとえば、結婚披露宴の最後の新郎の謝辞において、父親がずいぶん昔に他界し、家族は苦労することが多かった、長男である新郎は一生懸命家族を守ろうとした、という事実があるなら、それは触れたほうが良いですし、触れないほうが違和感があります。
親族代表(おじ・おば)でもそうです。大事な甥っ子・姪っ子の親が他界したことは、新郎新婦に留まらず、スピーチをする叔父・叔母にとって極めて重要なことです。他界の事実に基づいた「思い」があるのなら、それはそれは触れたほうが良いです。
またたとえば、勤め先の上司の主賓の祝辞で、お仕事のことを中心に話すのであればわざわざ話す必要はありませんし、いっぽうで、新郎がお仕事をとても頑張っているのは、父親が他界して以来、苦労をしている母親を助けるためだから、ということが平素の仕事ぶりからありありと伝わってくるのであれば、触れたほうがよいです。内容的に、触れたほうが非常に的を得たお祝いの言葉になるのでしたら、それは是非触れるべきです。
「他界」という言葉・意味が、ネガティブだと感じるからこそ、「他界したことを話していいのだろうか」と思ってしまうのかもしれませんが、そもそも、新郎新婦の大事な人が他界したのであれば、新郎新婦の人生の極めて大きな出来事であり、心が極めて大きく揺れ動いた出来事です。
それは新郎自身であれ、親族代表(おじ・おば)であれ、上司の祝辞であれ、「思い」として話す必要が大いにあります。あえて話さないという選択をしているなら別ですが、そうでないなら話したほうがいいです。
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