先週の日曜日、地域の運動会がありました。
毎年、7月の末ごろ二人三脚の依頼の電話がくるのですが、
今年は去年に引き続き丁寧に辞退をさせていただきました。
というのも、おととしとその前の年、ゴール目前で夫の加速に
ついていけず二年連続で転んでしまい、特におととしは軽いやけど状態に。
しかし、事は“丁寧な辞退”ですんなり終わるはずもなく、
結局、徒競争に、リレーに、綱引きに、ナイスキャッチという二人組の競技の
4種目に知らぬ間にエントリーされていていました。
最後の2つはさらっとできそうなのでいいのですが、問題は最初の2つです。
全速力で走らなくてはならないし、そもそも私は100メートルを走り切る前に、
足がついてきてくれなくて転んでしまうんじゃないかと不安でした。
いつまでも不安がっていてもしょうがないので、
夜な夜な約2キロぐらいを走ることにしました。
走りながらとりあえずあの明かりの見えるところまで、とか、
次はあの白っぽい電灯のところまでとか、目標を決めて走ってみました。
終わったときは全身汗だくで、お風呂に入ってさっぱりという生活を
一週間続けてみました。そして臨んだ運動会当日。
スタートラインに立って見つめる先は、はるか彼方(に感じる)の
白いテープです。いざ、ゴールへまっしぐら!!
結果は、まあ、想像通りでしたが、不思議なことにあと1回は
すぐにできそうな体の軽さを感じたときには、それだけで嬉しくて、嬉しくて。
きついなあと思ったときはわずか先に見える“ゴール”を目指して、
そして次の“ゴール”へと、少しずつ最後の地点に到達できると
言い聞かせながら進めばいいんだなあと思いました。
ロンドン五輪パラリンピックが開幕しました。
それぞれの選手が、それぞれのゴールに向かって、
突き進んで行ってほしいと思います。
今回の運動会を機会に買ったランニングシューズが、
靴箱の肥やしにならないようにしなくては。(笑)