朝、茶碗を洗っていると「結婚!!」の言葉が聞こえ、
テレビの画面を見ると16歳も年の違う芸能人の二人が。
付き合っていることは前から報道されていたようですが、
まったく知らなかった私は当たり前なのに、「知らなかったあ~」
と思わず言っていました。
知り合いのご夫婦で30年以上、レストランを営んでいらっしゃる
ご夫婦がいます。
旦那さんはシェフで奥さんはホールを仕切っているのですが、
ランチの時間帯はひっきりなしにやって来るお客さんに常に目を配り、
耳を配り、無駄のない動きで次から次へと料理を運んで行きます。
もっと忙しいのは厨房です。温かいものは温かいうちにをモットーに
若いシェフにハッパをかけながら、バラエティーに飛んだお客様の注文に
答えていくのですから、若い料理人の方はもう大変です。
ときに容赦のない厳しい言葉を浴びながらも、必死にやっている姿を見ると、
料理の世界の厳しさが伝わってきます。
シェフである旦那さんは最近体調を崩されたようですが、
少しの休養でまた復活しています。
そのご夫婦を見ていると、まさに「夫婦二人で助け合い、お互いを尊重して・・・」
というよく祝辞原稿に使われる言葉が思い浮かびます。
困ったとき、つらいとき、どのようにして乗り切るのか。
それは何も特別なことではなく、目の前にある仕事、このご夫妻の場合、
お店を開き、目の回るような忙しさであってもいつもと変わらず、
淡々と、そしてきっちりこなす。
きっとこれはどんな夫婦でも言えることなのかもしれません。