「ウチは毎年人も増え、休みも増え、給料も増え、今では地域で一番の規模になってきた」という依頼者様の言葉に、
なんて素晴らしい!!一体どうしたらそのような羨ましい状態になるのだろうか?
と驚いてお話をよく聞いてみると、その依頼者様は結婚するスタッフ(歯科医院の受付担当者さん)に「仕事もプライベートも常に目標を持ってコツコツやれば、必ず目標を達成できるものだという気持ちで普段の生活を送って欲しい」とおっしゃっています。
なるほど、「目標」が大事なのですね。
「目標」と言えば…
いつの間にか10月になり、カレンダーはどんどん薄くなっていくのにどんどん厚くなっていくオナカの肉を見て、今年の目標はどこへ行ったのだろうとため息をついたばかり。
いやこれは目標ではなく願望と呼ぶべきものでしたか…
どうも日常生活の中では、「目標」と「願い事」や「夢」の区別があやふやなような気がします。
七夕の時期になると、笹の葉にヒラヒラと揺れている色とりどりの短冊に書いてあるもの、あれは「願い事」や「夢」ですね。
「結婚できますように」とか「宝くじが当たりますように」といった大人の願望も沢山ぶら下がってますが、子ども達のはとっても可愛らしい!
「大きくなったらウルトラマンになりたい」「プリキュアになれますように」といったヒーロー・ヒロインを夢見る無邪気なものや、中には「パパに毛が生えますように」といった家族を思う健気な心に涙してしまうもの(実際にはパパの頭を思い浮かべて笑ってしまいましたが)など色々ありました。
これらはどれも「誰か」にかなえてもらうものばかりで「目標」ではないですね。
「目標」といったら、やはり「自分で」実現するものです。
そしてそのために行動しなければいけません。
オナカの肉を減らそうと漠然と思っているだけではダメで、具体的にいつまでに何キロ減らすと決めて、そのための努力を毎日しなければ、結果にコミットする状態にはならないのです。
依頼者様の目標は地域の皆様の幸せで、それを実現するために様々な工夫を凝らし、歯科医院全体で前へ前へと進むエネルギーに溢れています。
最高のホスピタリティを提供すれば黙っていてもお客さんがついてきますよね。
それに、自分の事だけを考えた欲にまみれた願望ではなく、「みんながよくなるように」という目標だという事、それを会社のみんなと共有しているという事も実現を後押しする大きな力になっているような気がします。
また、このクリニックでは正式採用の前に学生のうちからアルバイトで仕事をしてもらっていたそうです。
「就職してからこんな仕事じゃなかったということにならないように」
と依頼者様はおっしゃってましたが、双方に良いようにと言うよりは、スタッフ(歯科衛生士さんや受付担当者さん)に対する思いやりを感じて温かい気持ちになりました。
なるほど、毎年人が増えるのも納得です。
地域を良くする目標を持って行動することで、周りに人が集まり、会社が成長して行っているわけです。
「目標」には「行動力」が必要ですが、もっと大切なのは「目標を達成できる人」になることだなぁと思ったのでした。
結婚式のスピーチの例文は下記をご覧ください。
歯科医院 院長のスピーチ。副院長の結婚式(二人で海外進出を狙う)