「ビーバップ!ハイヒール」というテレビ番組で、著名人の弔辞を特集していました。
人気がありますので、結構ご覧になられた方も多いかもしれません。
(もしかして関西地域でしか放送されてないのかな?)
もちろん、祝辞と弔辞は、内容的には全然異なりますが
「気持ちを述べる」という点では、ドンピシャに同じ意味合いを持つものです。
ゲストブレーンとして登場した高平哲郎氏は、
「いい弔辞には愛があるんだよ」ということをおっしゃっていました。
番組内ではこの点の深堀りがなかったのが残念でしたが、
(もっとこまかに高平氏のお話を聞きたかった)
まったくの同感。
祝辞においても、大切なのは愛情。
結婚式だからといって思い立ったようにお祝いの言葉を考えると、
やっぱりどこかで不自然な感じが出るわけです。
内容を考える前に、表現を考える前に、
まず大切なのは部下を思う気持ちがあるかどうか。
これが1番です。
どんな内容にしようか、どんな表現にしようか。これが2番目にきます。
うまく話せるかどうか、これが3番目です。
1番目をしっかり持っていたら、必然的に2番目が出てきますし、
3番目に力を入れるのはさほど重要ではないことに気づきます。
いっぽうで現実問題としてあるのは、
結婚する部下が、1番目の気持ちを持てるような部下でない場合もあるということで・・・
この辺はまた別の機会に掘り下げます。
「いいスピーチには愛がある」裏を返せば、
「愛があるから、いいスピーチになる」んです。
いい番組でした!
THE ラストメッセージ~人生最期の手紙『弔辞』~
http://asahi.co.jp/be-bop/backnumber/121122.html
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