スピーチを発表するのは披露宴なのに、なぜか結婚式のスピーチと言ってしまうのはなぜだろう。それはね・・・
もうずいぶんスピーチ作成を行っているが、以前からひとつ気になっていることがある。
それは上司や友人代表、主賓、来賓などでスピーチを述べる際、
「結婚式のスピーチ」
と言ってしまうことである。
作成のご依頼をいただく依頼者様も、私たちもまた、ごく自然に「結婚式のスピーチ」という。
しかし何かヘンである。
よく考えてみれば、結婚式ではスピーチをしない。
結婚式というのは、一般的にチャペルを愛を確かめる厳かな式典のことを指す。
外国人の神父さんが前に立って、
「スーコヤーカナルトキモ、ヤッメールトキモウ」
というあれである。
スピーチというのは、結婚式のあとの披露宴で述べるものである。
そのため、
「披露宴のスピーチ」
が正しい。
披露宴というのは、まさに新郎新婦をご臨席の皆様にお披露目する宴(うたげ)である。
ケーキ入刀をしたりキャンドルサービスをしたり、友人からの出し物や最後の新郎の挨拶など、華やかかつ感動的なものだ。
ただ、なぜか「披露宴のスピーチ」というと違和感を感じる。
「大学時代の友達の結婚式に行ってくる」
とは言うが、
「大学時代の友達の披露宴に行ってくる」
とは言わない。
いっぽうで、
「大学時代の友達の結婚式に行ってくる。でも式には出ずに披露宴だけだよ」
とは言う。
これらの、一般家庭で使われていそうな会話から察するに、
おそらく結婚式という単語には、「結婚式」そのものと「披露宴」、その両方の意味が含まれているからだろうと思う。
いやはや、言葉というのは難しいものである。
そんなことを思いつつ、今日もやっぱり「結婚式のスピーチ」と言っている私である。
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