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添い遂げる覚悟の一生、であること────。

time 2017/04/18

添い遂げる覚悟の一生、であること────。

震災で飼い主と離散し保護された推定三才ほどの犬は、まだまだヤンチャ盛りの若い年齢に似合わずおどおどとした振る舞いを見せ、常に伏目がちで人を寄せ付けず、心を閉ざしている印象でした。
それほどの目にあった、ということを、保護した人たちも譲渡会に訪れた新しい飼い主希望の人たちも、自分のことのように深く察しているから、決して急がず、心の傷の癒えるのをゆっくりゆっくり辛抱強く見守り、新しい絆を地道に築こうと接するのです。
人間のそんな想いが少しずつでも伝わってゆくのか、心を閉ざしていた犬もわずかずつ人々のほうを向き、表情を失っていた瞳にも次第に明るい色が取り戻されてきて、貰われていった新しい飼い主の、家族の一員として一歩ずつ馴染んでゆきます。

それから数年が経ち、かつてのおどおどした雰囲気は消え去って穏やかに幸せな生活を送る犬に、再び試練が訪れます。散歩の途中、飼い主と共に横断歩道を渡っていた際、赤信号を無視して走りこんできた自動車にはねられ、右の前脚を失う大変な怪我に見舞われます。幸い飼い主はかすり傷程度で済みましたが、それは犬が飼い主と自動車との間に割って入り、結果的に飼い主をかばってくれたからだと、飼い主は深い感謝と悔恨の思いにさいなまれました。
そして固く誓います、
自分はこの不自由な身体になった犬の一生を、絶対に見守りぬく、と。

四肢のひとつを失い、歩くことも走ることも思うようにできなくなった犬は活発さを失い、かつて震災に遭った時のように少しずつ瞳の輝きをなくしてゆきました。それでも飼い主が呼び掛ければ、寝たきりになることの多くなった身体をゆっくりと持ち上げ、穏やかな表情を覗かせて甘えようとしてくれます。
こぼれそうになる涙をこらえ、飼い主はその背中をそっと撫でてやります。
築かれた絆のあたたかさだけは、必ず伝わっている。そう信じて。

もしも、
事故にあったのが犬ではなく、自分の伴侶だったなら。あるいは娘や父親、友人、恋人、、、、、、結婚を約束した愛する人。
事故をきっかけに、別れを選ぶ人もいると思います。そしてそれを責めることなんてできない。誰にも、当事者にだって、できることではない。

だから逆に、どんな出来事に遭遇しようとも、必ずこの人と一生を共にするのだ、と覚悟する姿には、激しく心打たれるのだと思います。
そこまで重く大袈裟なものでなくとも、誰かと生活を共有し添い遂げようとする想いの底には、揺るがせにならない覚悟があってほしい。

理想論に過ぎないかも知れないけれど、
人と人の関係性が希薄な現代(いま)だから、
切実にそんなことを願ってしまいます。
尊く美しいものだと感じています。

 
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わかやま新報の取材。

わかやま新報に掲載されました