結婚式 披露宴は、新郎・新婦の門出を
お披露目する場であり、お祝いする機会です。
そのため、スピーチが果たす役割は、
ほかでもない、心のこもった祝福の気持ちです。
これは、上司や友人など、どのような立場の人のスピーチでも、
「お祝いの気持ち」を述べることがスピーチの唯一にして最大の目的です。
結婚式 披露宴でのスピーチを依頼されると、
多くの人は、立派な名言を探したり、
聞き手が感動するようなたとえを考えようとします。
もちろん、これらも大切です が、本来の心に残るスピーチとは、
話し手の思いをこめた「ご結婚おめでとう」、この一言に集約されます。
立派な言い回しでなくても、結婚式 披露宴のスピーチでは
「新郎新婦を祝福する」という思いを自身の言葉で表現することが大切です。
結婚式 披露宴のスピーチは、次のような順序で読むことが一般的です。
(1)まずはじめにご挨拶を
結婚式 披露宴のスピーチでのいわゆる杓子定規の言葉を一言述べます。
(2)次にあなたは一体誰なのか、新郎新婦との関係など
自分の立場と新郎・新婦との関係を簡潔に説明します。
当然のことながら、ここで長々と自身のことや
新郎・新婦との関係を話したりするのはNGです。
(3)実際に中身に入っていきます。
あらかじめ準備しておいたスピーチを心を込めて読んでいきます。
新郎・新婦、それぞれとのエピソードや、
人柄など、新郎・新婦を褒める内容で読み進めていきます。
褒めるといっても常識の範囲内にとどめておき、
あまり歯が浮くような褒め言葉は用いないほうがよいでしょう。
(4)餞別のコメントを伝える
二人の今後の幸せな家庭生活の出発を祝いもしくはお祈りし、激励する。
(5)そして最後に
いわゆる締めの言葉を杓子定規の言葉を添えて伝え、スピーチを終了する。
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→原稿例文
結婚式での乾杯の挨拶(友人代表の立場)
10年前の友人(新婦)の決意を取り上げた結婚式スピーチ
一緒に店舗運営をしている大学後輩への例文
歯科医院 院長のスピーチ。副院長の結婚式(二人で海外進出を狙う)