いつも帰省をしたときに会う友達がいます。子どもが大きくなっても、
職場が変わっても話すことは、いつもたわいもないことばかり。
会う場所だってずっと同じなので、月日の流れを
ついつい実感しそびれてしまいます。
その輪に今回は新たに懐かしい友人が加わりました。
たぶん、私たちの中で一番最初に結婚した友人かもしれません。
もう一番上のお兄ちゃんは社会人になったという話を聞き、
小さいころの姿しか浮かばない私たちは、びっくりするばかりです。
結婚式はどんなだったかなあ、と思い出そうとしましたが、
覚えているつもりがあまり思い出せませんでした。
もしかしたら自分たちの結婚式を思い出すより、
子どもの式を考える世代に少しずつ近づいているのかもしれません。
最近の結婚式や披露宴の傾向として「お得婚」というのがあるそうです。
これは人気のシーズンや時間帯をずらして費用を安くするものだそうです。
また、支払い方法を初期費用とご祝儀を受け取ってからの
後払いの2回に分けるものもあるようです。
結婚式や披露宴はそう何度もするものではないので、
どれくらい「お得感」を実感できるかはわかりませんが、
費用の面で負担を少しでも軽くするのは大切なことです。
祝辞原稿に携わりながら思うのは、どんなお得な結婚式や披露宴でも、
新たなスタートラインとなるよう、微力ながらお手伝いができればいいな、
ということです。