結婚披露宴の最後に行われる両家代表の挨拶は、通常、新郎の父親が謝辞を述べる場面です。
しかし、家庭の事情により新郎の父親が出席できない場合もあります。
たとえば、離婚している、ケガや病気で参加が難しいなど、様々な理由が考えられます。
このような新郎の父親がいない場合には、新郎の母親がご挨拶をすることは十分に適切です。
謝辞を述べる役割は、父親だけに限られたものではありませんので、母親が代わりに挨拶をすることにまったく問題はありません。
また、式当日に新郎の父親が不在であることについて、特別に事情を説明をするかどうかは、ご家族の判断次第です。
特に「急な事情で出席できなかった」などの伝えるべき理由がない場合は、あえて触れずに進めるのも一つの方法です。
もし言及するのであれば、簡潔にご説明する程度が望ましいでしょう。
新婦側の父親が代わりに述べるケースも
新郎の父親が出席できない場合には、新婦側の父親が代わりに両家代表としてご挨拶をするケースもあります。
そうすると、「新郎側の父親と新婦側の父親、どちらが挨拶をすべきなの?」と迷うところですが、判断の仕方としては、「どちらが良いか?」ではなく、「どちらも良い」が正しいです。
大切なのは、両家を代表して感謝の気持ちを伝えることなので、家庭の状況に応じて柔軟に対応すれば、どちらの選択でも温かいご挨拶となるでしょう。
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